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第28話 私の赤ちゃん

last update publish date: 2026-06-16 12:51:36

 ドラゴンが苦しそうに暴れだした!転げ回り時折悲鳴を上げていた。

 フローラ様がドラゴンの中で攻撃している?生きている?

 タヌキンナは願った。

 お願い生きていて!そこでドラゴンを見ていた。

 10分程苦しそうに転げ回り血を吐いた!ドラゴンは動かなくなった。

 ドラゴンの口からフローラが出てきた!タヌキンナは、嬉しそうに抱きついた。

「フローラ様!ご無事で!」

「良かった!口で、出口を探していたら、凄く臭い所に行ってしまって!お尻の穴だと思って、出ようと思ったけどお尻の穴から出るのって嫌でしょ!口からでようと探してたの」

「この際!生きる為ならお尻の穴でもよかったのでは!」

「嫌よ!口から出ようと探してドラゴンの内臓斬りまくったわ!口から出られて良かった」

 フローラは、無事に出られてほっとした。

 ギャーギャーと空から鳴き声がした!逃げた3匹の赤いドラゴンが戻って来た。

 それを見ていると近くから声がした。

「お願いがあるの!」

 死にかけた神龍が喋った。

「私の赤ちゃんを守って!」

 フローラは、神龍の哀れな目を見た。

 タヌキンナが「フローラ様!神龍は、巣を守っていたのです」

「でもねぇ!私達を殺そうとしておいて守っては、無いでしょ!」

 見たら神龍は、死んでいた。

「もう!」

「助けるのですか?」

「だってこのドラゴン!自分の子供を守りたかったから私と戦ったんでしょ!魂は、汚れていなかった」

 死んだ神龍を見た。

「守ってあげるわ!ちょっと行って来るね!」

 3匹の赤いドラゴンが集まっている所へ行った。

 赤いドラゴンは雛と卵を食べていた。

 剣にオーラを注ぎドラゴンの首を切り落とした。

 斬れた!このドラゴン弱いドラゴンね!

 2匹目のドラゴンの首を切り落とした!最後に残ったドラゴンが逃げ出し空に飛んで行った。

 ドラゴンに追い付き背中を刺した!

 そして、空中で首を切り落とした。

 巣に戻ると首がない2つの胴体が苦しそうに動いていた。

 凄い!ドラゴンって首を落としてもまだ動いてる!フローラは、胴体を刺しまくり2匹のドラゴンは動かなくなった。

 タヌキンナは、フローラの所に追い付いた!雛は、全部死んでいた!卵は、食べ掛けになっていた。

 一つだけ無事な卵があった!その卵が動き出しひび割れし雛が誕生した。

「わっ!生まれた!」

 フローラは、神龍の雛を抱き上げた。

「可愛いい!」

 神龍の雛は、フローラを母親だと思いスリスリしてきた。

「フローラ様!その神龍を飼うつもりですか?」

「えっ!どうしょう」

「神龍を飼う事は、できません!成長すると飼い主様を食べます」

 タヌキンナは、危険を感じ必死に止めた。

「同種族や神まで食べます!神龍にとってそれは、生きる為の習性です!それは神龍は、他のドラゴンと比べて強さがけた違いで危険です」

「そうね!飼うことは、出来ないけど、もう少し成長するまでは面倒見てあげよ!」

「動物の赤ちゃんは、可愛いのです!それは、本能で可愛くしていれば親切にして貰える事を知っているのです!成長したら愛情など気にしないでお腹が減れば飼い主様だって食べます」

「タヌキンナは、特別なのよ!習性があっても私を助けてくれる」

「それは、フローラ様とは親友です!他の神を騙してもフローラ様にはもう嘘をつきません」

「嬉しい!親友っていいね」

 タヌキンナは、頬を赤くした。

「もう!フローラ様ったら、でもいいですね!一人立ち出来るようになったらお別れするんですよ!」

「でも、お別れは寂しいな」

「一人立ちさせたほうが、お互いの為です!その神龍もフローラ様を食べようとしなくてすむ、フローラ様も神龍を殺さなくてすむのですから」

「うん!分かったわ、タヌキンナ名前どうしよ何か考えてよ」

「ドラゴンだからドラゴでどうでしょ!」

「えっ!もうちょっと良さそうなのないの?」

 フローラは、神龍に「ドラゴでいい?」と聞いた。

 雛がドラゴと呼ばれてギャーギャーと鳴いた。

「生まれたばかりで言葉がまだ理解出来ないのね!ドラゴという名前で喜んでいるのか悲しんでいるのかわからないわ!」

 タヌキンナは、ドラゴに話しかけた。

「後でいい名前があったら改名しよ!ね、ドラゴ」

 雛は、ドラゴと呼ばれて嬉しそうに鳴いた!そしてフローラに懐いた。

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